今回はRPGにおける基本「経験値テーブル」のお話よ。経験値テーブルというのは、各レベルごとのレベルアップに必要な経験値の表のことね。
ウディタの基本システムにおけるレベルごとの必要経験値は、可変DBの「主人公情報」で設定できるわ。3つの項目の意味は以下のとおりよ。
- 現Lvの必要経験値
→次のレベルにアップするための必要経験値の基本値 - 必要経験値増加率[%]
→1レベルあがるごとに増加する必要経験値の増加率 - 必要経験値増加[固定値]
→1レベル上がるごとに増加する必要経験値の値
ちょっとわかりづらいけど、実際に入力した値が次のようになるわ。
- 初期Lv1で必要経験値「20」、増加率「1.2」、増加固定値「30」の場合
→Lv2:20
→Lv3:20×1.2+30=54
→Lv4:54×1.2+30=95
→Lv5:95×1.2+30=144
→Lv6:144×1.2+30=203
レベルが上がるごとに必要経験値が徐々に増加していくように設定できるというわけね。便利!
経験値テーブルをエクセルで管理する
でも、設定した値で実際どのように必要経験値が増加していくかなんて、パッと見じゃとてもわからないわよね。
だから私はこんな風に、経験値テーブルをエクセルで作成しているわ。
ウディタで実際に設定する必要経験値、増加率、増加固定値をシートに入力すれば、各レベルごとの必要経験値と累計経験値が表示されるの。
こういうものがあれば、「レベルがいくつの時は次のレベルに上がるのにいくつ経験値が必要だから、戦闘での入手経験値はこのくらいにすればいい」みたいなことが、簡単にわかってとても便利なのよ。
エクセルファイルのダウンロード
で、このエクセルファイルだけど、公開するからよければ活用して頂戴↓。それっぽいサンプルも別シートに用意してあるから参考にしてね。
エクセルファイルのダウンロード
※インターネット経由で入手したExcelファイルは「保護ビュー」で開かれると思うから、その場合は解除(編集を有効に)して使ってね。